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なれそめ(長いよ!)

馴れ初め【なれそめ】
恋仲の者が知り合ったはじめ。恋のきっかけ。

んー、大丈夫、間違ってない。

というわけでからことのなれそめです。

まー別段感動する出会いだったりするわけでもなく
ありがちじゃないかとは思うんですが。

職場で、なにやら「子猫もらってください」の張り紙を見かけるなぁ、
でもうちもう犬だけで6匹いるし、多分猫は許可おりないしな~、と、
できるだけ写真を見ないように過ごしていたある日、

職場に行くと
「あ、ここにも動物好きな人がいた」
という声と
みゃーみゃーいう声。

なんすかなんすか、と思いつつ声のするほうにいってみると
段ボールにどう見てもまだ目が開くか開かないかの子猫がいるじゃないですか!

聞けば職場の人のご実家前で保護されたそうで
捨て猫だったのか母猫とはぐれたのかはぶっちゃけ聞いてない。
まさかあたくしの行動範囲に目が開かない子猫を捨てる人が
生息してるとは思いたくないので
はぐれた説に固執したいんでございます。
固執します。ええ、します。

運命のいたずらってやつです。

で、保護はしたものの飼えないっていうんで職場に連れてきちゃった様子。

荒業にでるなぁ……!と思ったけど、
「飼えませんよ、うちは飼えませんよ」
と一応けん制。

が、なんか記憶がはっきりしないままに
次の日の夜からうちで面倒を見ることになって
「明日また連れてきますから!うち無理ですから!」
とけん制しつつも同伴帰宅。

そのまま猫飼いの知人宅に行って相談しケージを借り受け
帰宅してケージを組立て寝床を作成した途端
ケージに入って子猫を守り始めるまつ君。

うん、まぁ、そうなるだろうなとは思って、期待もしてたけど。

ミルクあげようと手を出したら母噛まれるし。
(これは期待してなかった。覚悟はしてたけど)

ケージから子猫出したらでかいのがちっこの世話し始めるし。
なんか上手にうんぴまでさせてるし。
(これは想像すらしてなかった)

意外にうまくやるねぇ~、と思いつつ
いやでもここで情が移ったらあとが大変ですからね!
と、必死の思いで名前を考えそうになる自分を制止。

制止……してるけど………
「ほおらこんなに可愛いし、仲良し」
的な写真をばしばし撮って大黒柱にばしばし送り付ける。

いえいえそんな飼いたいだなんてそんないえいえでもほら
貰い手見つからなかったらね?ね?
的な空気もばしばし送り付けたけど
「飼いたいんですよ!!!」という心の声はダダ漏れだった様子で

お預かりすること数日、
「好きにすれば……」という半ばあきれているともとれるメールをいただきまして
今に至るのでございます。

「高齢犬ばっかりだからこれから大変なのわかってる?」
とも言われたし、もっともだと思う。
心臓組の医療費だってばかにならないしワクチンの時期とか目ン玉飛び出る。

でも夜中に起きてちっこさせてミルクあげてた子が
自分でちっこできるようになって
離乳食だって食べられるようになって、
よちよちしか歩けなかったのに走れるようになる。
その姿を見ちゃうと、情が移るなっていうほうが無理。

多分それがわかっててお預かりさせられたんだろうとは思うんですけど!!!!!

そんなわけでからこは今日も元気に
一個ずつできることを増やしております。
(行かなくてもいいところに行けるようになったりとか)

次は噛むときの力加減を覚えてほしいな~(切実)。
なれそめ(長いよ!)_b0263623_19375234.jpg

ちなみに、お預かりした次の日には獣医さんで簡単な検診をしてもらい
「うちはただのお預かりですから!」と宣言してたのに
先日「名前を記入してください…(お預かりの段階は名無しでカルテ作ってもらったので)」
と言ったら
『ああやっぱり』的な顔をされたのは私も『ああやっぱり』と思った。
by chibzproducts | 2013-10-17 20:25 | 徒然
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